今日も1日お疲れさまです。
関連記事:コーヒー1杯でカフェ長居 店悲鳴 – Yahoo!ニュース
どの業界でも「金を払えば何してもいい」、「法律に違反してなければいい」という考えの人はいます。なるべく関わりたくない人たちですが、関連記事のようなお客を私は何人か見たことがあります。
特に飲食業でこうした厄介な人は多々見受けられるようです。
「こっちは客だから」という理屈は今に始まったものではありません。
関連記事のような人も、あれこれと難癖をつけてくるクレーマーと大差ないと個人的には思ってます。
この記事では飲食店の店員が嫌がる行動を3つ挙げていきます。
話の前提として、今回は「食い逃げ」や「土下座の強要」、「店の備品を持ち帰る」などといった犯罪行為ではありません。
「お金を払っている(何かしら注文している)」けど「何時間も滞在する(それ以上の売上金額が見込めない)」ような状態、セーフかアウトかが人によって異なる部分についての話です。
※私自身の経験を踏まえた話です。
飲食店の店員が嫌がる行動は以下の3つです。
- 長時間の滞在
- 注文したものをほとんど食べずに残す
- 店側のルールを無視する
順番に解説します。
長時間の滞在
これは今回の関連記事にもある内容です。何か一つだけ頼んでその後は何時間も滞在するというものです。
リモートワークの仕事や受験や資格の勉強などでやる人がいますが、これは記事にもあるように売上がそれ以上見込めない状態で店員が嫌がります。パソコンなんかを使って長時間いるのは電気代もお店のものを使用しているのでなおさらです。
お店側は「空いたお皿お下げします」や「お水のおかわりどうですか??」などと言ってそれとなく「早く会計して退店ほしい」旨を伝えるのですが、ド直球に「いつまでいるんだ?」とか「いい加減帰ってくれ」とかは言えないのが現状です。
こうした人は、店側が「長時間の使用禁止」などの告知をしていても平気な顔をして居座るのではないかと思います。これは客の自由でも多様性でも個性でもなく、誰にも相手にされないはみ出し者です。
注文したものをほとんど食べずに残す
作った料理をほとんど手をつけずに残すのも店員が嫌がる行為の一つです。経験上、私はこれが一番嫌でした。
注文したものが予想より多くて食べきれない場合もあるので、全て食べないとダメというわけではありません。コース料理とかたまに値段に不相応な量のものとかありますからね。
残された食品は全く手つかずのものでも廃棄となり、捨てる店員も気分のいいものではありません。もったいないです。
お店によってはドリンクバーの他にサラダバーやスープバー、ライスバーなど、注文して自分で好きなだけ持ってこられるサービスもあります。
ラーメン店ではセルフサービスで好きなだけライス無料というところもあり、たくさん食べられるので重宝している方もいます。私もその一人です。
こうしたセルフサービスのものは自分が食べきれる量を持ってくるのが最低限のマナーですが、やはりごく一部に必要以上に持ってきて残す人がいるのも事実です。
私がちょくちょく行くラーメン屋で「無料のライス残す問題」で店側からの警告があり、「あまりに酷いと有料にするしかない」と書かれてました。そんな一部の人のせいで有料になるのはご勘弁を・・・。そもそも自分で取ってきたものを残すのは矛盾してる気がします。
食べきれなくて残していいのは小学校低学年くらいまでではないかと思います。
「注文したけどやっぱりいらない、お金は払うんだし何か問題ある??」というのは迷惑な話です。人として問題ありです。
店側のルールを無視する
上記でも少し触れましたが、店側のルールを守らない人も来てほしくありません。
メニューにないものを頼んだり、禁煙席で喫煙したり、ドリンクバー1名分を複数名で使用したり、ラストオーダーの後に注文したり、閉店時間過ぎてるのに来店したり、飲料など持ち込み禁止なのに持ち込んだり・・・挙げていけばいくらでもあります。
持ち込みに関してはお子さんの離乳食などの例外的な状況もありますが、そういった場合は利用者が事情を説明することもあるし、店員側も見れば分かるので一方的に入店を断るわけではありません。
上記の2つと比較すると、このルール違反は店側が断れるのが唯一の救いだと思います。
少し極端な例ですが、カフェで「焼肉定食ください」なんて言われたら「メニューにあるものから注文をお願いします」と断れるわけです。
閉店後に来店しても「閉店時間過ぎてます」と断れますよね?どこぞの県知事は食い下がったらしいですが・・・。
それでも「自分たちは客だ」と主張するかの如く勝手な振る舞いをする人がいるというのも情けない話です。
最後に
私は大学の頃に飲食店でアルバイトをしていたので、関連記事の店員さん側の気持ちが非常によくわかります。でもお店の人はあまり強く言えないのが現状です。
関連記事のようなカフェの「長居」も、人によってどこまでが許されるのか異なります。
カスハラなどの法律の整備がされて接客する側も多少働きやすい時代になりましたが、「こっちは客」という目に見えない圧力のようなものは依然として根強く残っているように感じます。
ではどうすればいいかというと、やはり店員さんに「聞いてみる」のが一番確実です。
「リモートワーク(もしくは資格の勉強)で〇時間ほど使いたいんですがいいですか??」など聞くだけでも店側の人たちの印象は違います。
店員さんも人間です。「土日休みじゃないド底辺」(実際に言われたことあり)などと見下さずに、同じ人として交渉するのがいいのではないかと思います。
私の場合、周りの視線と食べ物の誘惑でカフェとかで仕事や勉強は到底できません。
あそこは食事をする場所です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは皆さん、今日も1日お疲れさまです。
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