投資の事前準備 3選

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今日も1日、お疲れ様です。

2023年の秋あたりから、「新NISAが始まる」、「2024年は投資の年」、「日本は投資大国に」などといった話題になってました。実際に年が明けて2024年、新しく始まった新NISAの制度で投資を始めるきっかけになった人も多いのではないかと思います。

一方で「何から始めればいいのかわからない」という人もいるでしょう。私個人としては始めるだけなら今この時にでも始めていくのがいいと思いますが、いくつか準備しておくこともあるとも考えてます。今回は投資を始める上で購入した著書を基に、投資を始める準備という部分を取り上げていこうと思います。

「普段の生活費以外で、生活防衛資金を計算し、余った分(ここ数年は使わないであろう資金→余剰資金)を投資に割り当てる」

これが資産運用の基本であり準備と言える部分です。これを行った上で初めて投資が比較的安全に始められることができます。

ではそのために何をすればいいのか??

  1. 家計を黒字にする
  2. 生活防衛資金を貯める(給料の6か月分)
  3. 金融知識を身につける(著書の購入・動画の視聴・ネット記事閲覧やセミナー参加など)

主にこの3つが準備として必要です。

家計を黒字にする

まず第一に、収入と支出のバランスが赤字の家計で投資はできません。普段の生活で家計が回っていないほどの赤字なら、まずはそこを見直すのが第一歩です。

生活費を使って「うまくいけば黒字に転換して投資金額も増やせる」と考えている人もいますが、運よくうまくいったとしても長続きしません。

「うまくいけば」というのは投資とは逆のギャンブルの思考です。投資は短期間(1日や1週間)でお金が爆発的に増えるものではなく、短く見ても3年、5~10年(場合によってはそれ以上)かけて行うのが基本です。短期間で稼ぐものもありますが、投資は将来的な資産を設計するものと私は考えているのでここでは触れません。

ここで普段貯金する癖がついているかどうかで差が出てきますね。

生活防衛資金を貯める(給料の6か月分)

家計が黒字なら生活防衛資金を貯めましょう。

これは事故や病気で急に収入がなくなった際に補填する資金を指します。緊急で使う資金なので普段の生活費で使わないように注意が必要です。

金額としては自身の収入の6か月分もあれば十分だと思いますが、これを貯めるのに必死になって本来の目的を忘れないようにしましょう。

生活防衛資金は自身の状況(収入や車の有無など)で収入の何か月分かというのは人によって異なります。生活防衛資金が十分に貯まって初めて投資のスタートラインです。普段の生活で使うお金とは別の資金(余剰資金)で投資をするのが鉄則です。

私はこれで「何かあると怖いから」という漠然とした理由で必要以上に生活防衛資金を貯めてました。しかも余計なことに一切使わないケチで貧乏性な性格になってました。もっと早く投資を始められましたが、今となっては後の祭りです。

金融知識を身につける(著書の購入・動画の視聴・ネット記事閲覧やセミナー参加など)

投資の世界はその知識を利用した詐欺が横行しています。

騙されないために金融知識を身につけることも必要です。金融知識は義務教育では教えてくれないので自分で身につけていくしかありません。

これにはいろんな手段があります。個人的には著書の購入がおススメです。

異なる著者で何冊か購入する必要がありお金もかかりますが、複数の著者の意見が分かるという大きいメリットがあります。

投資の形は人それぞれで全く同じ人はいません。「これに投資して成功した!!」ということでも自分がその通りになるわけではありません。

自分に合った投資の形を学ぶ上で先輩たちのいいとこどりをするのが一番手っ取り早いと思います。

ただし、「その人を妄信してしまう」ことにならないように注意しましょう。

複数の著者(動画投稿者)というのは理由があり、読んだ本や視聴した動画で複数の人が同じようなことを言っていれば「無難な選択肢」ということになります。一人の意見への偏りを無くす意味でもこれは必要だと思います。

逆に1人の著書や動画で「この人が言っているから間違いない」(妄信)というのは自分自身の思考が停止している状態で危険です。有名人や人気動画投稿者の名を騙って「今この投資がおススメ」というのはこうした人を狙っているのかもしれません。

「昼は仕事、夕食後に1時間読書(動画視聴)」のように生活防衛資金を貯めつつ、金融知識を身につけていくのが効率がいいと思います。

参考資料

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最後に、私自身の経験談を・・

そもそも投資に興味を持ち始めたのは破損したキャッシュカードの再発行のときでした。

銀行の窓口に手続きに行った際に呼び止められ、別のブースに案内されて今の預金の使い道はと色々聞かれたのがきっかけです。

その時に外貨預金や投資信託の資料をこれでもかというくらい見せてきました。一度資料を持ち帰って調べていくうちに上記の「資産運用の超入門書」の購入に至りました。

金融と聞くと銀行を連想しますが、銀行窓口に相談に行く必要は全くありません。2020年頃から金融機関でのこうした問題が増加傾向にあります。

関連記事:外貨建て生命保険の相談が増加しています!(発表情報)_国民生活センター (kokusen.go.jp)

これは少し古い2020年の記事ですが、最近では2023年7月では朝日新聞・同9月には日経新聞で記事になってます。

私も実際に外貨建て保険は勧められましたが、いくつか著書を読んで金融知識は補強していたので事なきを得ました。「銀行の窓口に行くのは悪手」と読んだ本の中の大半に書かれてましたが、その数年後にここまで大きな問題になるのは予想できませんでした。

こうした経緯から「知らなくて騙されたほうが悪い」という投資の世界の恐ろしさも学びました。

投資を始める事前準備は挙げていけばキリがありません。

他にも「どういった理由で投資をするのか?」といった投資の目的や、「証券口座開設は??」や、「どれくらいの金額を何年投資するのか?」といった具体的な数値での目標設定も必要になってきます。何をするにおいても目標と期間は必要ですからね。そうした目標設定の前の事前準備ということで最低限のことを取り上げたつもりです。

最後に、投資は全て自己責任であることをお忘れなく。成功して資産が増えても元本割れしても、「儲かる話がある」と騙されて借金生活になっても誰かのせいにすることはできません。全てひっくるめて自分の責任です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは皆さん、今日も1日、お疲れ様です。

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