今日も1日お疲れさまです。
皆さんの職場に理不尽な上司はいますか??「理不尽」というのも人によって様々ですが、言っていることとやっていることが全く違っていたり、機嫌1つで態度が大きく変わったりする人と仕事をするのは嫌なものです。
しかし、日頃の行いは巡り巡って自分自身に返ってくるものです。
まわりに迷惑をかけていればどこかでその反動がきますし、まわりからの信頼があればその恩恵が得られると私は思ってます。
この記事では、かつての勤務先で遭遇した理不尽な上司に下った天罰とその経緯を3つ紹介します。
- 原料の管理方法が雑過ぎる上司
- 個人の好き嫌いで人事異動を繰り返しまくった上司
- 「理論上は○○」が口癖の上司
長くなりますが、順番に挙げていきます。
原料の管理方法が雑過ぎる上司
入社2年目の頃の上司の話です。
店舗でも週末などの売上が大きく見込める日の前日に、ある程度原料を加工して「あとはトレーに詰めるだけ」といった準備をすることがあります。パッドとかにまとめてラップして冷蔵庫へ入れて翌日使うというものです。
当然のことながらその原料の日付の根拠は必要になりますが、その上司はその根拠となるものの管理があまりにもいい加減でした。
ある月末の日、店長の上司(地区を管理するエリア長)がたまたまバックヤードの冷蔵庫内に入ってきて、上司に聞いたことがすべての始まりです。
ちなみに私は「入ってくるなんて珍しいな~」と思いながら同じ冷蔵庫の中で別の棚卸をしてました。
エリア長「チーフ、このパッドに入っている鶏肉の日付の根拠は??」
チーフ『(冷蔵庫の別の原料を指しながら)この中のどれかです。』
エリア長「いや、どれかって・・・それ本当に根拠になるの?日付切れてる原料じゃないって言い切れる??本当に使って大丈夫???」
といった問答が繰り返されており、はっきり答えないチーフを見てとても嫌~な予感がした私は早々に売場の棚卸に行こうとしました。冷蔵庫から脱出する間際でエリア長から「ジミー君、この管理ってどうやるか知ってるか??」と強めの口調で私に飛び火したんです。
そこで私が【これって鶏の入ってた袋(産地や期限が書いてある袋)を一緒に入れて準備するやつですよね?なんで鶏の袋無いんですか??】と答えたら物凄い形相になってチーフに向き直り、
なんで部下が知っててチーフのお前が知らんのだ!!!
とブチギレ、急遽店長も呼び出され巻き込まれるという大惨事になりました。
畜産部門をはじめ、生鮮食品の日付の管理は基本中の基本です。それができてないことに私も驚きました。てっきり新人の頃の上司に教えてもらっているものだと・・・。
それでも自業自得なので、私はしれっと仕事を再開しました。エリア長からも「君は大丈夫だから仕事続けて」と許可はもらってます。
「いいぞ、もっと言ってやれ」と内心笑っていたのは当時の上司との信頼の結果です。散々休日に電話して呼び出すなどしていたので、庇う理由はありませんでした。
幸いなのは質問した相手がエリア長だったということです。もし保健所や農政局の方だったら日付の偽装で翌日新聞沙汰でした。
個人の好き嫌いで人事異動を繰り返しまくった上司
今度は別の地区のエリア長の話です。
人の好き嫌いが激しく、少しでも反論したり機嫌を損ねることをするとすぐ人事異動で報復してくるエリア長でした。
人事異動に個人の感情が反映されるのがいけないことではありません。少なからず人事を決める人の思い(今後の期待など)があるのも理解してます。
しかし、ただ「気に入らないから降格」などという理由で勤務先をホイホイ変える人事異動は全く意味がありません。
私も売上や荒利益の数値の件でちょっと反論したら報復されて休日が満足に取れない店舗への配属になりました。気に入らない人員というと聞こえは悪いですが、社員の実力は「これからリニューアルオープンでもするのか?」と思うほどの精鋭たちでした。
実際にたまに来る本部の方(当時の常務)からも「近々リニューアルなの?」と聞かれたくらいです。本当のことは言えませんがね・・・。
その一方で、実力を度外視して自分のお気に入り社員のみで新規出店などの人員を揃えるので、後々店舗でのオペレーションがうまく構築できなかったり、数値が伸び悩んだりするという問題が発生する事態に悪化しました。
「そんなのは店舗での問題だから自分たちでなんとかしろ」と具体的な解決案を話し合うこともせずに丸投げしたと後から別の店長から聞きました。本当かどうかはわかりませんが、仮に本当でも何も驚きません。
一言で言えばやりたい放題だったんですね。そんな彼にも天罰が下ります。
私を含む気に入らない社員を満足に休めない人員配置にしたことで内部通報されたと噂になり、売上も低迷していたこともあってエリア長から退きました。退いた理由は今も謎です。
この当時、「週に1日休めれば上出来」という連勤社員が私以外でもいたことに驚きました。上司によって組織は黒にも白にもなるということですね。
この時期は「次いつ休めるんだろう??」という状態で本当に苦労した時期でした。
もしあのままだったら・・・とか考えたくもないですね。
「理論上は○○」が口癖の上司
これは店舗の時の上司や、工場勤務になった後の上司でも何人かいました。
店舗でも工場でも時間の制限はかなり厳しいです。
店舗なら「9時開店の売場を揃えるために人員は何名必要で仕事の開始時間は??」ということが、工場なら「今日の製造数6000pを製造するのにかかる時間は??」ということが常に付きまといます。
そうしたことを考えていると「理論上はこの人数で大丈夫だよね??」と謎の理屈を言ってくる上司が登場します。
この理屈、私は未だに何が言いたいのかよくわかりません。
そんな思った通りにうまくいった例がないからです。
ある程度1日の業務の流れを考える中で、包装機の調子が悪かったり、パートさんが急遽休みになったり、原料が不足したりと、想定外のことは必ず起きます。そうした不測の事態を踏まえて「自分一人で対処できるか?」と1日の流れを考えるものです。
理論上でどうこう言う上司は具体的な数値を基に言っているように見えるので、納得できそうな部分もありますが、言い出した本人が思っているほどうまくいきません。
この「理論上○○」が口癖の上司が、繁忙期の人員配置を時間帯毎で見れる一覧表を作ったのですが、当日の社員の時差出勤(早番と遅番)や急なパートさんの欠勤で、いるはずの人員がいない事態になり、朝から想定した段取りが見事に総崩れしたことも実際にあります。
その表は全て終わった後の次の日の準備や掃除や片付の段取りの記載がなく、いつまで経っても業務が終わらないという事態に・・・。
あれだけ自信満々に「理論上の配置のこの表があれば大丈夫!!」と豪語していたのに、理論上とは??と言いたくなる場面でした。
しかもその上司は翌日にうまくいかなかったのを「自分の作った段取り(一覧表)は絶対正しい!この通りに実行できない現場が悪い!!」などと言い放つ始末、ゲームの攻略本じゃないんだから・・・
ただでさえ忙しい繁忙期にそんな発言をされて皆のやる気が削がれてしまい、散々な結末になりました。
それ以来、その上司の言い放つ「理論上は・・・」は全く相手にされなくなり、「また謎の理想語ってるよ」と陰で言われるようになりました。話聞くだけ無駄ですからね。
以上、絵に描いたような理不尽な3人でした。
最後に
普段の何気ないことでも見ている人は見ています。他人への接し方・話し方、決断の速さ・行動力など、自分の行動は思っている以上に周りの人に見られているということを意識すれば、こうした結末にはならないと思います。
何事も因果応報ということを忘れないようにしたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは皆さん、今日も1日お疲れさまです。
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