年末年始のスーパーの店員変なあるある３選

今日も1日お疲れさまです。

どの仕事も１２月になると１年のピークになるという話があります。

特にスーパーをはじめとする小売業界隈では「12月は１年の集大成」とも言われることもあります。それくらい大事な期間なんですね。

そんな大事な期間に起きる変なトラブル、この記事では実際に私が経験した「年末年始あるある」を3つ紹介します。

内容は以下の通りです。

順番に見ていきましょう。

変な客が来る

「○○ってありますか？？」というお客側からの相談でも変な類のものがたまにきます。

そうした相談自体はちょくちょくありますが、「牛肉のブロックを奇麗に四角く切って400gで3つ分」というまともな予約の依頼ではなく、

などと言った変な問い合わせが来るのも年末年始あるあるです。

1に関しては、広告掲載前はそもそも教えてはいけないし、急な広告の変更もあるので答えられないのが理由です。

2は年末年始に関係なく当日の売れ行き次第で値引き幅(10％引や30％引)は変わるので、一概に「何時から」とは答えられません。

3は要相談の内容で、メーカーさんから指定された住所に郵送のみというのが基本です。

ただ、「手土産で自分が先方に持っていきたい」という方に対応する場合がありますが、ギフトの期限の都合で前もって依頼しないと対応できない場合がほとんどです。

これはどちらかというと店側ではなくメーカーさんが嫌がる依頼ですね。後々「期限が短かった」などと言われたくないですからね。

いずれの場合も共通するのは妙にしつこく聞いてくる点です。「なんで？」・「知ってるでしょ？？」・「できないなんてことはないだろ？」という形で食い下がってきます。

普段使っている機械の中でも絶妙に悪いタイミングで壊れ、しかも業者を呼ばないと直せないことも年末年始によく起きます。

まだ修理業者が対応してくれればいいのですが、年末も28日以降になると業者さんたちも正月休みに入ります。そうした時期に「呪われてるんじゃないか？」と思うくらいどこかで機械が壊れます。

実際に経験したのは12月31日の大晦日に値引きシールを発行する機械が壊れて、お客から怒号が飛んできた年もありました。店内放送で何度か故障の案内をしたのですが無駄でした。どうしようもないことととはいえ、あれは大惨事でした。年末年始くらい贅沢すればいいのに・・・。

競合店の調査は年末年始に限らず定期的にやるものですが、年末年始は競合店の調査にも普段以上に出向く必要があります。

クリスマス前はそこまで大きく売場が変わるということはないのですが、クリスマスの時期以降は2日に1回くらいのペースで行っていたこともありました。

おおよそは自店と似たような商品が並んでいるのですが、たまに変なものが並んでます。

ハムギフトを手土産として平ケースで販売していたり、ハムギフトの中身をバラして個別で売っていたり、明らかにメーカーさんから依頼されたであろう謎のものが売っていたこともあります。

これの何が厄介かというと、これを見た上司から「うちでもやれ」という指示が飛んできたことです。メーカーさんとの要相談の案件なのに、いきなりできない旨を伝えても「メーカーに電話してもないのに無理とはなんだ！！」と不条理な返答がきました。

上述したように、ハムギフトはメーカーさんからの郵送依頼のみのはずですが、稀に余った在庫で通常のギフトの価格よりも安い売価で手土産ギフトとして販売することがあります。

実際に年明けにメーカーさんに聞いてみたらそんな答えでした。競合店には平ケースがあるので依頼したとも・・・。競合店の立場で見てもイレギュラーな案件だったようですね。

最後に

年末年始はクリスマス商戦から大晦日まであっという間に終わってしまいます。

その中で売場の計画や商品の切り替えなどやることが本当にたくさんあります。競合店も通常の売場との違いを把握するために普段から見に行かないといけませんからね。

そんな中で上記のようなトラブルは年末年始あるあるとなってます。この時期にそうした変なことが起きるのは私の周りだけでなく、競合に就職した友人からも似たような話題で話したこともあるくらいです。

もっと細かいトラブルを挙げていけばキリがないのですが、「なんで１２月に集中してこんなこと起きるんだ？？」って呪いを疑うくらいトラブルが多発します。

そうしたものを乗り越えて年明けを迎えると、売上の金額が目標に届いた時とは別の妙な達成感がありますけどね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは皆さん、今日も1日お疲れさまです。