実家の帰省、家族との距離は適正??

今日も1日、お疲れさまです。

先日、久々に実家に帰省してきました。

住民票は愛知なので、主な目的は選挙の投票です。

現状の富山県からだと片道5時間くらいかかるので、なかなか帰るきっかけが無かったのですが、今の日本のことを考えたら選挙は行っておこうと思った次第です。

今回の帰省は私の家族の問題を浮き彫りにする機会となりました。

ありきたりですが、今後の両親の介護の問題です。

2025年7月現在、両親は健在でまだ介護は必要ありません。体調が悪ければ自分で病院にも行くし、実家のリホームなども必要ありません。

何が問題かというと、「私一人に介護を押し付けてくる」発言が目立ったことです。

この以前からそれとなく言われていましたが、今回の帰省ではかなり直球で話をされました。

両親側の言い分を3つにまとめます。

  1. 在宅での介護は当然、今の仕事は辞めてでも介護をしてもらう
  2. 収入で困るならこちら(愛知)で再就職して働きながら自分たちの面倒を見てもらう
  3. 兄は北海道で子供が小さいのでこちらに呼ぶのは無理だから、独身の次男(私)が適任

在宅での介護は当然、今の仕事は辞めてでも介護をしてもらう

これは亡くなった祖父と祖母を自分たちがほとんど在宅で面倒を見ていたのもあるからでしょう。

ただし、状況が大きく異なります。

それは「子供2名が社会人となって自立していたこと」と「それに伴って父も60歳になる前に退職していたこと」です。

要するに祖父母の介護に時間を割けたんですね。

だから自分たちに万一のことがあった時はすぐに駆け付けて面倒を見てもらうという考えしかないのだと思います。

実際、独身とはいえ私にそんな時間も無ければ介護にかかる費用も不安が残ります。

距離的にも愛知と富山なのですぐに駆け付けられるわけでもないし、会社の退職も手続きがあります。

どう考えても無理難題なんです。

収入で困るならこちら(愛知)で再就職して働きながら自分たちの面倒を見る

自分たちだけで祖父母の面倒を見てきた経験だけが独り歩きしてしまって、私自身の収入や一人の時間など度外視しているのです。

自分たちは働きながら介護ということではなかったのに、実の息子には働きながら親の面倒を見ろというのもおかしな話です。

仮に再就職したとしても「入院中の親が病院で暴れる、すぐ来て欲しい」(実際に祖父が入院中にあった事案)などと職場に電話が入れば駆け付けないといけません。その時に職場の皆さんはどう思うか??ということが完全に頭から抜けてます。

さらに言えばそんな働く時間が不安定になる40代のオッサンを企業は採用なんてしないのです。

ここまで我が子に縋ってくるとは思ってなかったので、ここのショックはかなり大きいです。

兄は北海道で子供が小さいのでこちらに呼ぶのは無理だから、独身の次男(私)が適任

そして最後は他の逃げ場の封じ込めです。

私には一人兄がいますが、兄も北海道で働いており、数年前に結婚して今は2人の子育てに奮闘中です。

兄とは何年も音信不通ですが、それはお互いに「好きにやってくれ」という意味でもあります。

距離的に離れているのは同じなので、「兄は子育てがあるからアンタ(私)しかいない」という話でした。

兄にこの件は話したかどうかは一切ありませんでした。おそらく話すらしていないでしょう。

どうするか????

正直なところ、私もどうすればいいか分かりません。

いろいろ調べてみると、解決とはいかなくても以下のことは今後の準備としてできるのではないかと思ってます。

  • こちらの意思表示(無理なものは無理と主張)、私自身が退職ではなく休職などで諸々の手続きをする
  • 両親の考えだけでなく兄を含めた家族で相談する、それとなく私から兄に連絡
  • 家族だけで介護という選択肢だけでなく、役所・病院・介護施設との連携は必須と理解してもらう

最後に

いずれその時が来るとはいえ、今回の帰省はいろんな意味で精神的ダメージが大きかったです。

それもあって今回の帰省は滞在時間を早めに切り上げて富山に戻ってきました。1日でも長く残っていたら勝手にあれこれ決めてしまいそうな雰囲気でもありましたからね。

元々私の両親は「自分は絶対正しい」という傾向があってあまり他人の助言は聞き入れません。だから「介護は家族でするもの、病院はあくまでサポート、施設に入れるなんて親不孝者」など自分たちの経験則でしか物事を見れないのではないかと思ってます。

悪い意味で変わってしまった両親とは、またしばらく物理的にも距離を置こうと思います。

家族の介護というのは、それまでに蓄積された関係に大きく左右されます。

今の関係では、あまりいい方向には向かいません。

自分の人生の大半を身勝手な親に潰されるなんて冗談でも考えたくありませんからね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは皆さん、今日も1日お疲れさまです。

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